会長あいさつ

2019年度鳥取商工会議所青年部会長を拝命致しました石畑美幸と申します。

御代替わりという歴史的な年度に、会長という役目を仰せつかりましたこと、誠に身の引き締まる思いでございますが、誠心誠意努めさせていただく決意でございます。

昨年度40周年を迎えた当会は、会員数150名の青年経済団体へと成長しました。提言活動により行政に影響を与え、教育機関と連携してまちの拠点をつくる、など、様々な挑戦を続け、鳥取商工会議所青年部の存在感は増していると感じております。

私は平成17年に入会いたしましたが、この十数年で経済状況は大きく変わり、現在は労働人口の激減、危機的な人材不足が叫ばれています。しかし、同時に、新たなコンテンツがどんどん生まれ、ビジネスの多様化は加速の一途を辿っています。働き方の概念は大きく変わり、企業は都度変革を求められています。

悩みは尽きないからこそ、同じ目標に向かっている仲間と語らい合い、鳥取の未来を思う、私にとっての大切な場所となっている当会であります。人と人との絆は何にも代えがたい宝物です。昨年度に結んだ絆をより深め、今後5年間ビジョン・活動指針の「鳥取YEGの力=鳥取力」、そして個々の「チカラ」、活動指針の5つの「チカラ」をより高めることを目的とし、「絆を力に!-仲間とともに、次世代の未来のために―」というスローガンとさせていただきました。

私たちは鳥取の未来と、鳥取の子ども達・若者達の未来、自身の企業の未来と、社員とそのご家族の未来を背負っています。

鳥取商工会議所青年部の事業を行うことで地域を活性化し、結果として地元企業の発展があると考えています。そのための今を、縁あって一緒に活動している皆様と共に積み上げていきたいと思います。新たな「教育・文化」カテゴリの委員会を加え、鳥取の未来を担える若者達の育成に努め、まちづくり、ビジネス、提言活動、とあわせて、事業を進めていきたいと思います。同時に組織力を高めるため、組織運営の検証とメンバー間の交流も深めていきたいと考えております。メンバー一丸となり、精力的に活動してまいりましょう。一年間、何卒宜しくお願い致します。