令和元年11月13日（水）9月から星取コンテンツ委員会が主幹となり、開催してきた3ヶ月連続ビジネス研修も今回で最後となります。

～「心」「技」「体」を整え、企業経営に寄与する～

本日はその最後の「心」を養うべく、「クレイジージャーニー」などのテレビ番組にも多く出演され、著名な北極冒険家である荻田泰永氏を講師にお招きし、「冒険とリスク」と題し、ご講演いただきました。

冒頭に、荻田講師が北極へ無補給での単独歩行に挑戦された経緯、北極圏での生活、資金の調達などについてご紹介いただきました。

写真のようにホッキョクグマと遭遇する機会も多いようです。また、氷上での生活のため、一夜明けたあと、氷が数キロ以上流されてしまうこともあるようです。

北極での生活は我々が想像する以上に厳しい環境下にあり、常に危険と隣り合わせのため、自らの先入観にとらわれず、自然の生の声を聞き、周囲の変化に順応していく（経験を積み、主体性を磨く）ことでリスクを回避するものであるとのことです。

2018年には日本人冒険家として初の無補給での南極点に到達され、メディアでも大きく取り上げられました。今後は2021年に向けて3度目の北極点単独徒歩の挑戦、学生ら若者を交えての合同プロジェクトなどを進められているようです。

講演終了後の質疑応答でもたくさんの質問が飛び交い、北極のみならず、日常生活にも関わるさまざまな知識、情報を知る良い機会となりました。

「どのようなことにも主体性を持って取り組み、頑張っていれば必ず結果は見えてくる。自らが踏み出す一歩にどれだけ責任を持って行動することができるかが大切である」

すべての行動に責任を持ち、頑張っていこうと感じた荻田講師の力強いお言葉でした。

最後に会員で荻田講師を囲み、記念撮影を行いました。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。